湯川鍼灸院では患者さまが安心して鍼灸治療を受けられ、1回の治療ですこしでも改善したことを実感していただける治療を心がけています。
症状についてじっくりとお話を伺い、お身体全体の様子を診てから鍼灸治療を行います。
時間に追われずリラックスした状態で受診ができますように、予約の患者さまを優先させていただいています。そのためお待ちいただくことはなく、また鍼灸治療のときに他の人に話を聞かれる心配もありません。
また往診を行っていますので、ご自宅または療養していらっしゃる施設などへお伺いして鍼灸治療を行うことも可能です。
自分自身の腰痛と家族の怪我ではじめて鍼灸治療を受け、鍼灸のすばらしさに感銘をうけたことがきっかけで、鍼灸の道に進むことを決意し、はり師および灸師の免許を2007年に取得しました。
鍼灸の専門学校に通っている頃から、また鍼灸師になってからも、近隣の総合病院で10年間、看護助手として勤務しさまざまな病気をもつ患者さまと関わってきました。
その頃からパーキンソン病の患者さまに対し、病院では介護を、鍼灸院では鍼灸治療をさせていただきました。
患者さま本人はもちろんのこと、介護するご家族の悩みや身体的な苦痛に共感し、病態を理解しようとつとめてまいりました。
また湯川鍼灸院を開院し、パーキンソン病やがんなど難病の患者さまの治療、緩和ケアだけでなく、肩こりや腰痛など慢性痛、高齢者によく見られる神経痛など、数多くの経験を積んできました。
鍼灸治療はマニュアル通りに治療すれば治る、というものではありません。
経験と研究の積み重ねが大切だと私自身は考えています。
私自身の経歴もありまた医師からの紹介もあることから、湯川鍼灸院にはパーキンソン病や脳梗塞後遺症、認知症(MCI)、線維筋痛症などの神経内科疾患の患者さまが多く来られています。
医師の紹介で来られる方もいれば、患者さまからのご紹介、またご自身で調べて「少しでも効果があるのであれば受けたい」という思いで来られる方もいます。
最近ではインターネットで間違った知識を持って来られる方もいらっしゃいますし、代替医療なんて怪しい治療だ、と思い込んでいる方もいます。
WHO(世界保健機関)によって公表されている国際疾病分類において次期ICD-11では、伝統医学(鍼灸、漢方など)が盛り込まれる予定です。
鍼灸治療は、パーキンソン病やがんなどにおいて、西洋医学の治療を補う補完代替医療としても認められている治療なのですが、日本ではまだまだ認知されていないのが現状です。
豊富な診療経験をもとに鍼灸治療を行い、お越しいただいた患者さまに、少しでもご満足いただけるよう心がけて施術を行うことはもちろんのこと、鍼灸とその効果について地域の方に正しい情報を伝えていきたいと考えています。
すべての患者さまとご家族の方みなさまの生活の質(QOL)がすこしでも改善され、みなさまが人生を楽しめるよう、誠心誠意サポートしていきます。
院長 湯川亨 経歴
パーキンソン症状である手足の振戦・動作緩慢・抑うつ症状・便秘などの自律神経症状に効果が見られます。鍼灸治療を併用することで症状の悪化を遅らせ、お薬の数が増えることを最小限に抑えます。
がんや難病の緩和ケアとして、筋肉のこわばりをとることで痛みをやわらげる効果があります。また鍼灸治療では、化学療法の副作用で起こる神経痛にも効果が見られます。
高齢の方は、筋力低下や痛みが原因で動くことが億劫になってしまいがちです。運動機能の衰えや血の巡りが悪くなることが原因で、高齢者によく見られるこむら返りや原因不明の痛みやこわばりを緩和します。